イタリアトスカーナ州、モンテカティーニという温泉保養地からほど近い丘陵地に自宅兼農園があります。
１４００年頃に遡る家名をブランドとし、１９９３年創業。畑は山麓部の標高200〜600mに位置しており、高原の気候のため害虫のハエが少なく、内陸に畑があるため、オーガニックに近い方法で行い、有機リン系農薬は使用せず、別の農薬散布は8月に1回行う低農薬栽培です。

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「オリーブ農園の一日　トスカーナの デル・ポンテ」　YouTubeにて公開中

アレキサンダー一家　〜娘3人に囲まれた幸せに満ちた農園〜

	オーナーのアレキサンダー氏はオリーブの栽培の他に、幻の豚といわれているチンタセネーゼや羊の飼育、野菜や果物の栽培も行っており、オリーブオイルのボトリング施設や生ハムを作る工房と熟成庫の設備まで備えており、自給自足に近い生活をおくっています。 Photo:Copyright(C)All Right Reserved. satoshi hirose

オリーブ農園に露天風呂？

また彼は大学時代に哲学と日本学を学び、留学も経験。日本文化を愛している彼は、ついにオリーブ農園の中に本格的な露天風呂を作ってしまいました。夕陽を浴びたトスカーナの丘をお風呂に入りながらの眺めは格別です。

ボトリング工場

スタッフ紹介

Alessandro アレキサンダー・フォン・エルポンス　　社長
１９９３年、デルポンテ社を創業。ベルギーのルーヴァンカトリック大学で法律を勉強し、ミュンヘン大学大学院で哲学と日本学。その後、ベルギーのブリュッセル自由大学でＭＢＡ。トスカーナのオイルテスティング審査員。デルポンテのロゴマークもデザイン。絶滅種といわれた白豚と黒豚の混合種チンタセネーゼを飼い、自ら生ハムつくりにも励む。一日の疲れは、自作の和風露天風呂で癒す。

Fabienne ファビエン・フォン・エルポンス　　パートナー
妻としてだけでなく、事業パートナーとしても多くの助言。特に商品企画やパッケージデザインには強みを発揮。三人の娘たちを育てながら、野菜つくりにも日々忙しい。

Hiroyuki 安西洋之　　プランニングマネージャー
１９９０年よりイタリア在住。アレキサンダーとファビエンと１９９４年に知り合う。以来、デルポンテ社のビジネス企画に関与。食品以外にはビジネスプランナーとして自動車、インターフェースデザイン、文化分野などで活動。七味オイルの成り立ちについては、ブログ「ヨーロッパ文化部ノート」に書いている。著書に『ヨーロッパの目　日本の目ー文化のリアリティを読み解く』